電験3種の受験を考えている人へ向けた記事です。
電験3種に合格した私が実際に免状を取得するまでにかかった費用を中心に解説します。
第3種電気主任技術者はどんな資格?
電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力 5千キロワット以上の発電所を除く。)の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。
電気主任技術者は該当する電気設備の管理監督を行い電気工事士よりも高い電気知識が求められます。
受験申請
受験申請はインターネット申請と書面申請の2つの方法があります。
項目 | 費用 |
インターネット申請 | 7,700円 |
書面申請 | 8,100円 |
インターネット申し込みがおすすめです。
受験料が400円安く送料など追加での必要費用がない
インターネット環境があればその日のうちに申請が完了する
試験勉強の為の教材
4科目の参考書と過去問題集は必須レベルです。
おすすめの参考書と過去問題集を比較していきます。
参考書の比較
おすすめの参考書を4つ選び比較しました。
値段から見ると多少の違いはあるもののほぼ同じです。
割引を考えるとうまくネットを活用し購入したいです。
項目 | みんなが欲しかったシリーズ | 誰でもわかる電験参考書 | Newこれだけシリーズ 電気書院 | 完全マスターシリーズ オーム社 |
理論 参考書 | 3,300円 | 2,900円 | 3,080円 | 2,970円 |
電力 参考書 | 3,300円 | 3,600円 | 3,300円 | 3,080円 |
機械 参考書 | 3,300円 | 3,900円 | 3,410円 | 3,080円 |
法規 参考書 | 3,300円 | 3,400円 | 2,750円 | 2,970円 |
4科目過去問題集 | 3,500円 | 3,980円 | 3,135円 | 3,300円 |
合計 | 16,700円 | 17,780円 | 15,675 | 15,300 |
みんなが欲しかったシリーズ
電気初学者向けの参考書です。
最近では選ばれることが多く丁寧な説明が評判です。
誰でもわかるシリーズ
こちらも電気初学者向けの参考書です。
丁寧な説明となっており途中の計算など省略されることなく掲載されています。
ホームページからの購入となりまとめて購入するセット割が活用できます。
Newこれだけシリーズ
電気書院の人気シリーズです。
電気の知識や電気数学がそれなりに出来る人向けとなっています。
完全マスターシリーズ
オーム社の人気シリーズです。
電気書院と同様ですがどちらが良いかは好みの問題です。
中身を確認して使いやすい方を選ぶと良いでしょう。
試験当日
試験場所への交通費がかかります。
従来の筆記試験方式とCBT方式で受験場所が変わります。
一般的にはCBT方式の方が受験場所が多くなり行きやすくなります。
項目 | 費用 |
交通費 |
試験に合格したら免状の申請をする
合格通知書が届いたら免状の申請です。
免状の申請は試験センターから郵送する試験結果通知書に、免状交付申請書、免状交付申請要領等が同封されているので必要事項を記入の上、試験センターへの提出となります。
項目 | 費用 |
交付手数料 | 2,350円 |
実際にかかる費用
1回の試験で合格した場合の費用をまとめました。
項目 | 費用 | 備考 |
受験費用 | 7,700円 | インターネット申請 |
試験勉強の教材 | 16,700円 | みんなが欲しかったシリーズ |
交通費 | ||
免状の申請 | 2,350円 | |
合計 | 26,750円 |
受験回数が1回増える事に+7,700円かかります。
加えて必要な教材が増えれば費用としてかかります。
電験3種の免状があれば電気保安監督のスペシャリストとして働く機会が得られます。
この機会にぜひ目指してみてはいかがでしょうか。
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