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エネルギー管理士(電気分野)受験を考えている人へ

エネ管(電気)

エネルギー管理士(電気)について

これからエネルギー管理士(電気)の受験を考えている人へ向けた記事です

これから受験する方は是非参考にしてください。

エネルギー管理士は役に立つの?

あまり役に立たないです。

とは言え法律では一定数必要な資格です。

全国にあるエネルギー管理指定工場ではエネルギー管理士を選任する決まりになっています。

しかし実務経験+認定研修で取得出来てしまう為、有資格者不足により困ることは少ないと思います。

この資格を受験する人は、会社からの指示や電験3種から次のステップアップを考えている人が多いのではないでしょうか。

ECCJ 省エネルギーセンターホームページ

エネルギー管理士は難しいの?

電気分野と熱分野の2つがあり、どちらを受験して合格しても同じエネルギー管理士です。

電気分野の方が難しいとされています。

電気分野は電験2.5種と呼ばれることもあり電験3種と電験2種の中間の難しさです。

  • 出題の傾向が似ている事
  • 語群からの解答で答えが絞りやすい事

以上の事から合格率は電験に比べ高いです。

合格率推移

過去5年の合格率推移 電気分野と熱分野合算

年度受験者合格者合格率
2022(令和4)年度7,766人2,636人33.9%
2021(令和3)年度7,684人2,454人31.9%
2020(令和2)年度7,707人2,828人36.7%
2019(令和元)年度9,830人3,207人32.6%
2018(平成30)年度9,912人2,770人27.9%
参考:一般財団法人省エネルギーセンター

どんな試験科目がある?

電気分野のみ説明します。

大問題があり中問題、小問題と派生し小問題を語群から解答します。

解答する小問題1問につき配点されます。年によって配点は変わりますが公表され合計点は同じになるようです。

合格点は各科目60%以上の点数をとれている事です。

時限試験科目問題点数制限時間
科目Ⅰ エネルギー総合管理及び法規問1~問3200点80分
科目Ⅲ 電気設備及び機器問7~問10200点110分
科目Ⅳ 電力応用問11~問16 選択問題有り200点110分
科目Ⅱ 電気の基礎問4~問6150点80分

どのくらい勉強すればいい?

電験3種を取得しているベースで各科目の解説をします。

基本的に過去問をこなしていけば傾向がつかめるので間違いないです。

時間は目安ですので調整してください。

科目Ⅰ エネルギー総合管理及び法規

勉強時間 1か月(目安) 

法律の暗記と簡単な計算問題が出題されるので公式を覚える必要があります。

この科目のみ電気分野と熱分野共通です。

科目Ⅱ 電気の基礎

勉強時間 3か月(目安)

電験3種の理論と機械を足したような科目です。

出題傾向が似ている事から過去問を抑えるといいでしょう。

科目Ⅲ 電気設備及び機器

勉強時間 1か月(目安)

4科目の中で1番簡単です。

電験3種を受験直後では参考書を軽く読む程度で合格できると思います。

科目Ⅳ 電力応用

勉強時間 3か月(目安)

4科目の中で1番難しいです。

選択問題が4問あり2問選ぶので得意なもので高得点を狙いたいです。

1発合格を狙う?

過去問を周回する事によって対応できる試験なので1発合格を狙えます。

試験の傾向も読みやすいので問題の難しさに対して合格率も高めになっていると感じます。

最後に

エネルギー管理士は受験料も他の資格試験に比べ高く、活躍の場も限られているので受験を迷っている人も多いです。

自己のステップアップや会社からの指示で受験する際は参考にしてください。

使用した参考書と過去問題集です。

おすすめの参考書を載せてあるので是非チェックしてみてください。

エネルギー管理士を受験した際の事を書いたきじもあるので少しでも参考になれば幸いです。

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