これから第1種衛生管理者の受験を考えている人へ向けた記事です。
これから受験する方は是非参考にしてください。
第1種衛生管理者は役に立つの?
50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任しなければいけません。
主な職務は安全衛生業務の一端を担い労働者の健康被害を防止するために働きかけます。
衛生管理者試験には1種と2種があり下記のように区分されます。
- 1種 有害業務を含むすべての職場
- 2種 有害業務のない一定の職場
衛生管理者が必要な職場では複数人に免許を取得させるよう、資格取得を勧められる人が多いと思います。
1.資格手当による年収アップ
職場によりますが資格手当が出る場合があります。
受験資格もある為、自分から取るぞ!と言う感じは少ないと思われますが会社から勧められたら是非前向きに勉強を進めてみてください。
第1種衛生管理者試験 受験資格
衛生管理者を受験するには受験資格があります。
いずれの場合も事業者証明書が必要になります。
受験の際には受験資格を確認の上、必要書類を揃えましょう。
第1種衛生管理者試験は難しい?
過去5年の合格率推移
年度 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|
2022年 | 68,066人 | 31,207人 | 45.8% |
2021年 | 68,210人 | 29,113人 | 42.7% |
2020年 | 43,157人 | 18,916人 | 43.8% |
2019年 | 68,498人 | 32,026人 | 46.8% |
2018年 | 67,080人 | 29,631人 | 44.2% |
2017年 | 65,821人 | 29,636人 | 45.0% |
合格率は45%付近を推移していて難しくはない試験といえます。
ただし勉強時間はある程度確保しないといけません。
どのくらい勉強すれば良い?
2か月勉強すれば合格できる。
過去問題を繰り返し行い合格点をとれるようになる期間です。
衛生管理者試験は問題の持ち帰りが出来ない試験です。
出張試験は年1回ですが試験センターでの試験は頻繁に行っているので同じような問題がでる可能性が高いです。
過去問をしっかり理解し暗記すれば十分に合格できる試験といえます。
ただし最近の傾向では問題と解答の丸暗記だけでは点数が取れない可能があるので参考書に掲載されている暗記事項はすべて覚えた方が良いです。
このように試験センターの方と会話をしました。
どんな試験科目がある?
試験は5択問題(マークシート)です。
試験科目 | 範囲 | 出題数 | 配点 |
関係法令 | 有害業務に係るもの | 10問 | 80点 |
関係法令 | 有害業務に係るもの以外のもの | 7問 | 70点 |
労働衛生 | 有害業務に係るもの | 10問 | 80点 |
労働衛生 | 有害業務に係るもの以外のもの | 7問 | 70点 |
労働生理 | 10問 | 100点 | |
合計 | 44問 | 400点 |
合格基準は各科目毎に40%以上の点数で全体の合計点の60%以上の点数をとれた者です。
最後に
使用した参考書です。
実際に試験で出たとされる問題が載っていてます。試験問題は持ち帰り不可の試験なので同じような問題が出題されることが多いようです。
ただし最近の傾向は問題文が多少変えられている事があるみたいなので丸暗記ではなく、理解をしながら覚える必要があるようです。
とセンターの方が言ってました。
合格体験記です。ぜひ参考にしてみてください。
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