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消防設備士乙種6類受験を考えている人へ

消防設備士乙6

消防設備士乙6について

これから消防設備士乙種6類の受験を考えている人へ向けた記事です。

合格率や勉強時間の目安など、まとめました。迷っている方は是非参考にしてください。

消防設備士乙6は役に立つの?

私は自職場で消火器の定期点検を行うために、取得を目指しました。

消火器の整備及び点検を行うための国家資格です。

消火器はあらゆる場所で設置義務があり、すべての消火器に対して定期点検が必要になります。

消防設備士資格は「業務独占資格」であるため、仕事の需要が安定している面もあります。

1.就職や転職の際は有利になる

2.資格手当による年収アップ

又、定期の消防設備士講習を受講した際は有資格者の高齢化が進んでおり多くの人に消防設備士資格について知ってほしく活動しているとセンターの人が話をしていました。

今後はさらなる需要や好待遇を期待したいです。

消防設備士乙6試験は難しい?

過去6年の合格率推移

年度受験者合格者合格率
2023年21,239人8,038人37.8%
2022年21,789人8,546人39.2%
2021年25,634人10,240人39.9%
2020年20,955人8,944人42.7%
2019年21,333人8,176人38.3%
2018年21,194人8,476人40.0%
参考:一般財団法人消防試験研究センター

合格率は40%付近を推移していて難しくはない試験といえます。

ただし勉強時間はある程度確保しないといけません。

どのくらい勉強すれば良い?

確実に受かるには2か月あれば十分

短期間しか時間がとれないのであれば1か月でも合格圏内まで可能

参考書を1冊読み覚えることと、予想問題や模擬問題を何回か行う時間が必要です。

科目免除する場合はさらに時間短縮できます。

どんな試験科目がある?

試験は筆記試験(マークシート4択)と実技試験(記述)に分かれています。

筆記試験

試験科目出題数
消防関係法令10問
基礎的知識5問
構造・機能・整備15問
合計30問

実技試験

実技試験5問

合格基準は筆記試験で各科目毎に40%以上で全体の出題数の60%以上の点数をとり、実技試験において60%以上の点数をとれた者です。

筆記試験に合格していないと実技試験は採点されません。

科目免除した方がいい?

乙6受験の際に科目免除できるパターンがいくつかありますので紹介します。

取得資格免除科目
消防設備士甲5or乙5・消防関係法令「法令共通」
・基礎的知識
消防設備士甲1~甲4・消防関係法令「法令共通」
消防設備士乙1~乙4or乙7・消防関係法令「法令共通」

科目免除のメリット

1.問題の範囲が免除した分、狭くなる。

2.問題の範囲が狭くなるので勉強時間を減らせる。

科目免除のデメリット

1.免除した問題は正解扱いではなく除外扱いになる。

消防関係法令は全10問あり「法令共通」6問、「法令6類」4問です。

合格には最低40%以上の正解率が必要になるので最低ラインは次の通りです。

問題数最低合格ライン正解率
科目免除なし10問4問40%
科目免除あり4問2問50%

科目免除はしない方がいい

科目免除しない方が合格率が高いというのが一般的なようです。

理由としては免除できる科目は既に合格した事のある消防設備の科目であり高得点が見込めるから、少しの勉強で対応できるという事です。

とは言え5類の場合は「基礎的知識」を免除でき勉強時間は大幅にカットできます。

私自身は甲4持ち科目免除有りで受験しましたので各個人で判断されるのがよいと思います。

最後に

使用した参考書です。

実際に試験で出たとされる問題が載っていてます。試験問題は持ち帰り不可の試験なので同じような問題が出題されることが多いようです。

又、他の参考書より実技試験の問題が多く載っているのでおススメです。

こちらは合格体験記です。勉強時間など参考にしてみてください。

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