これから消防設備士甲種4類の勉強を始める人へ向けた記事です。
社会人、独学で消防設備士甲4に合格した私が合格するためにどんな勉強方法でどのくらいの期間すればいいのか解説していきます。
消防設備士乙4を受験する人も応用できますので是非参考にしてください。
試験の傾向や難易度
試験の傾向
過去の問題から多くの類似問題が出ます。
理由は以下の通りです。
問題用紙を持ち帰れないので問題がパターン化されている。
試験回数が多いので同じような問題がでる可能性が高い。
試験の難易度
過去5年から見る合格率
年度 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
2022年 | 12,200人 | 4,278人 | 35.1% |
2021年 | 12,580人 | 4,803人 | 38.2% |
2020年 | 16,554人 | 6,159人 | 37.2% |
2019年 | 17,361人 | 5,831人 | 33.6% |
2018年 | 18,484人 | 5,986人 | 32.4% |
合格率は35%付近を推移していて勉強すれば受かる試験といえます。
自分に合った参考書を用意する
参考書選びは過去の問題を掲載しているものを選ぶと良いでしょう。
理由は以下の通りです。
問題用紙を持ち帰れないので問題がパターン化されている
試験回数が多いので同じような問題がでる可能性が高い
公論出版の参考書
過去の問題が多く掲載されていて最近では1番おすすめの参考書です。
2冊ありボリュームが多く感じますが2冊こなす事で過去の出題をカバーできます。
この参考書を使用した人から、受験の際は似たような問題が多く出題されました。と報告が多くあります。
工藤本の参考書
消防設備士甲4は暗記の多い試験です。
暗記は苦手という人にはゴロ合わせで覚える参考書もおすすめです。
そして消防設備士甲4の難関は製図です。
製図科目に特化した参考書もあるのでこちらも上の参考書と合わせてみるといいです。
勉強計画を立てる
3か月から4か月の期間、勉強時間を確保しましょう。科目免除がある人はその分、短くても大丈夫です。
できれば毎日1~2時間の勉強時間は確保したいところです。とは言え勉強できない時もあるかと思うので休日をうまく利用して進めたいところです。
参考書の目次を見ると科目ごとに分かれているので大まかに期間を区切り計画を立てましょう。
例で12週間での勉強計画を立てました。
進み具合で計画の見直しをしましょう。
試験科目 | 出題数 | 勉強期間 |
消防関係法令 | 15問 | 3週間 |
基礎的知識 | 10問 | 2週間 |
消防用設備等の構造・機能・工事・整備 | 20問 | 3週間 |
実技 | 7問 | 3週間 |
試験問題形式で問題を解く | 1週間 |
最終的な計画は自分のスケジュールと相談してください。
勉強を進める
- 参考書を1通り進め暗記する。(完璧に暗記しなくても大丈夫)
- 過去の問題が載っている参考書は同時に問題を解く。
暗記の仕方はノートに書く、繰り返し読む、自分に合ったやり方でOKです。
↓
- 予想問題や過去問題を繰り返し解く。(はじめは間違えても解からなくても大丈夫)
間違えたところ、解らなかったところは暗記しなおしましょう。
↓
- 試験日の前日に残しておいた予想問題を解く(1回分残しておきましょう)
- 予想問題などなければひたすら過去の問題を解きましょう。
最終確認をおえて試験の準備をしましょう。
勉強が進まない時は
暗記が苦手で、はかどらない人におすすめ
YouTube 消防設備士甲4で検索
問題形式で出題されるサイトを利用する 消防設備士乙種第4類資格に挑戦 (甲種ではないので注意ですが大丈夫です)
電車移動やちょっとした待ち時間などの隙間時間を活用してみましょう。
最後に
私の経験では参考書を使用して4か月間、毎日1~2時間勉強していけば十分合格できます。
私の周りでは2か月の勉強で合格した人もいます。
自分のスケジュールと相談して参考書を暗記する問題を解くをこなせれば合格できる試験です。
試験を受ける方は頑張って合格してください。
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