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第2種電気工事士 資格取得までの必要費用

第2種電気工事士

第2種電気工事士の受験を考えている人へ向けた記事です。

第2種電気工事士に合格した私が実際に免状を取得するまでにかかった費用を中心に解説します。

第2種電気工事士はどんな資格?

低圧回路の電気配線や設置、工事などができるようになる国家資格です。

身近なところでは家のコンセントの交換ができるようになります。

電気工事を行う際に必ず必要となる為、仕事の需要が安定している面もあります。

受験申請

受験申請は書面申請と電子申請の2つからできます。

書面申請と電子申請で費用が違うので注意が必要です。

申請方法費用
電子申請9,300円
書面申請9,600円

費用や手間を考慮し電子申請がおすすめです。

電子申請

費用 9,300円

受験の際は年度ごとアカウントを作成する必要があります。

写真の添付はデータで行います。

書面申請

費用 9,600円

受験案内の配布は電気技術者試験センター本部事務局窓口に取りに来る方法と郵送により入手する方法があります。

写真の添付が必要になります。

縦4.5cm×横3.5cm 証明写真200円

受験票の準備 学科試験

学科試験では従来の筆記試験方式とCBT方式で受験票の準備の仕方が変わります。

CBT方式については下記リンクで解説しています。

CBT方式

受験票はありません。

試験日時、場所をマイページより確認しましょう。

当日は顔写真付き身分証明書を忘れずに。

筆記試験方式

センターから受験票(圧着ハガキ)が郵送されます。

不備がないか確認しましょう。

試験勉強(学科試験)

過去問題集をメインとした参考書は絶対に外せません。

2,200円

電気初学者は参考書からのインプットも必須です。

2,200円

試験当日(学科試験)

交通費がかかります。

CBT方式

自分で日時、場所を選び受験します。

期間内であれば好きな時間を選べます。筆記試験より早く開催されます。

場所は指定された場所から選ぶ為、筆記試験の開催地より行きやすい可能性が高いのが特徴です。

合格発表はマイページで試験終了から2週間後に学科試験の結果を確認することができます。

筆記試験

決められた日時、場所に集まり受験します。

開催地が遠く交通費がかかる可能性があります。

合格発表は試験結果発表予定日にホームページで確認できます。

その後、遅れて試験結果通知書発送が送られてきます。

実技試験の練習

学科試験を合格したら実技試験です。

必要な工具の準備

実技試験では工具が必須となります。

出費が大きいので借りれるものは借りて済ませたいです。

最低限必要な工具一式 13,000円

必要な材料の準備

材料の準備がかなり大きい出費となります。

学校や会社で安く負担できる場合を除き自分で用意する必要があります。

工具と違い1回使ってしまえばあとはゴミになってしまう可能性が高いので安く済ませたい所です。

レンタルで用意する

レンタルは数に限りがあるようなので早めの購入が必要です。

回数費用
1回8,800円
2回13,500円
3回18,200円

1回か2回の練習で良いでしょう。初めて行う人は2回行うのが無難です。

安く準備したいなら準備万端シリーズ公式サイトへ

1回につき候補問題13問分の練習ができます。

その他、教材やサポートなども付いてきます。

購入し用意する

電線・器具のみ

回数費用
1回16,980円
2回23,390円
3回29,890円
累計20,000セットの販売の電気工事セット

電線・器具・テキスト

回数費用
1回18,300円
2回24,690円
3回31,191円

試験当日(実技試験)

交通費がかかります。

受験票、使用工具を忘れずに持参しましょう。

試験に合格したら免状の申請をする

合格通知書が届いたら免状の申請です。

免状の申請は各都道府県庁免状窓口で行います。必要な書類を持っていきましょう。

詳しくは一般財団法人電気技術者試験センター

申請にかかる費用

県収入証紙 5,300円 分

顔写真2枚(たて4cm×よこ3cm) 200円

返信用封筒(長形3号など定型縦長サイズ) 5円

簡易書留郵便料金の切手 404円分

約2週間で免状が到着します。

実際にかかった費用

1回の試験でかかる費用をまとめました。

今回の合計金額 46,109円

私の場合は工業高校に所属していた為、実技試験の工具と材料費は安く済みました。

今回は工具一式とレンタル2回分を購入した体で計算しました。

項目費用備考
受験申請9,300円電子申請にて申請
筆記試験の勉強4,400円過去問題集+参考書
交通費 筆記試験 
実技試験の勉強26,500円工具一式とレンタル2回分を購入
交通費 実技試験
免状の申請5,909円

実技試験の練習に多くの費用がかかってしまいます。

電気工事士として働くのであれば必ず必要になる資格となります。

自分への投資として第2種電気工事士を目指してみてはいかがでしょうか。

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