高校生の時に取得した電験3種の合格体験記です。
2回の受験で合格しました。
特に学生さんの方に参考になると幸いです。
第3種電気主任技術者とは
電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力 5千キロワット以上の発電所を除く。)の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。
電気主任技術者は該当する電気設備の管理監督を行い電気工事士よりも高い電気知識が求められます。
受験のきっかけ
こちらも第1種電気工事士を受験した時と同様に学校の先生に勧めてもらったことがきっかけです。
こういった資格がある事自体知らなかったので、どのくらい難しい試験か分からないまま勉強をはじめていくことになります。
当時はあまり深いことは考えずにやる事もなかったので勉強するか!くらいの軽い気持ちでした。
電験3種試験について
2022年より試験回数が年2回になりました。
上期8月3週目 日曜日
下期3月4週目 日曜日
科目合格については、試験回数が年2回になったことにより最初に合格した試験以降、最大で連続して5回まで当該科目が免除されることになりました。
2004年(H16年) 電験3種試験
2004年(H16年) 合格率
受験者 44,641人
合格者 3,851人 8.6%
科目合格者 15,140人 33.9%
勉強時間
勉強科目 | 勉強期間 |
理論 | 1月~2月 |
電力 | 3月~4月 |
機械 | 5月~6月 |
法規 | 7月 |
模擬試験 | 8月 |
平日2時間 試験2か月前から休日5時間
時間は大体こんな感じですが時間があれば勉強しました。
8月は夏休みだったので朝9時から午後5時近くまで勉強できました。
最初は参考書を進めていき公式を覚えたり基礎問題を解きました。期間を決められ先生にペースメイクしてもらい理論→電力→機械→法規と順番に進めました。
すべて参考書を終えたら過去問を行い、間違えた問題を見直すことを繰り返しました。
試験結果
理論 合格
電力 合格
機械 不合格
法規 合格
1回目は3科目合格となりました。
2005年(H17年) 電験3種試験
2005年(H17年) 合格率
受験者 42,390人
合格者 4,831人 11.4%
勉強時間
勉強時間 4月~8月 平日2時間 試験2か月前から休日5時間
試験結果
機械 合格
まとめ
合格できた要因は
1.時間があり勉強できる環境があったこと
2.学生だった事もあり過去問の解答を見て解らなければ教えてくれた先生の存在も大きかった
2回の試験で合格することが出来ました。
就職の際には第3種電気主任技術者を持っていることで電気設備をメンテナンスする会社に就職できました。

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