社会人となり独学で取得した消防設備士甲3の合格体験記です。
1回の受験で合格しました。
これから合格する社会人の皆さんのお役に立てれば幸いです。
消防設備士 甲種3類とは
ビルなどの建物には、その用途、規模、収容人員に応じて消防用設備等の設置が法律により義務づけられています。
3類では不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備、パッケージ型自動消火設備などの消防用設備が対象です。
甲種、乙種があり甲種は工事、整備、点検ができ、乙種は整備、点検ができます。
乙種は誰でも受験可能ですが甲種は受験資格があります。
甲種の受験資格には電気工事士免状があれば良いですが詳しくは消防設備士甲種受験資格をご覧ください。
今回は消防設備士甲種4類を持っていた為、その受験資格を使用しました。
受験のきっかけ
消防設備の点検は業者に任せていましたがコストカットの観点から内製化する流れとなりました。
自職場に消防設備は火災報知器、粉末消火設備、消火器の3種類があります。
甲種4類に続き甲種3類を取得する事をきめました。
消防設備士甲種3類試験について
都道府県により試験回数が異なり試験日も違います。
静岡県では年2回実施されます。
2024年(R6年4月~R6年12月) 受験者2,594人 合格者717人 27.6%
2023年(R5年) 受験者2,671人 合格者683人 25.6%
3類は受験者が少なく合格率は甲乙ともに25%前後で推移しているようです。
2016年(H28年)消防設備士甲種3類試験
受験者 3,402人 合格者 1,069人 合格率 31.4%
勉強時間
約3か月 平日1時間 休日5時間
勉強時間はあくまで目安です
筆記2.5か月
製図0.5か月
すでに甲種4類を持っていた為、「消防関係法令の共通」科目は免除しました。
電気工事士免状を持っていますが、電気科目については免除しませんでした。
試験結果
合格
試験回数1回
まとめ
免除科目があった事でかなり楽になりました。
消防設備士は持っている他の類によって免除科目が増えるので楽になってくる場合があります。
試験を受験する人が少ないせいか参考書が甲4に比べ少なく選ぶのに苦労しました。
免状を取得できたので粉末消火設備の点検をするようになりました。

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