社会人となり独学で取得した消防設備士甲4の合格体験記です。
1回の受験で合格しました。
これから合格する社会人の皆さんのお役に立てれば幸いです。
消防設備士 甲種4類とは
ビルなどの建物には、その用途、規模、収容人員に応じて消防用設備等の設置が法律により義務づけられています。
4類では自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備などの消防用設備が対象です。
甲種、乙種があり甲種は工事、整備、点検ができ、乙種は整備、点検ができます。
乙種は誰でも受験可能ですが甲種は受験資格があります。
甲種の受験資格には電気工事士免状があれば良いですが詳しくは消防設備士甲種受験資格をご覧ください。
受験のきっかけ
消防設備の点検は専門業者に任せていましたがコストカットの観点から内製化する流れとなりました。
自職場に消防設備は火災報知器、粉末消火設備、消火器の3種類があります。
消防設備士4類と電気工事士があれば誘導灯の点検もできるようになります。
そこでまずは火災報知器の点検と工事ができるよう甲種4類を取得する事をきめました。
消防設備士甲種4類試験について
都道府県により試験回数が異なり試験日も違います。
静岡県では年2回実施されます。
2024年(R6年4~12月) 受験者13,242人 合格者4,361人 32.9%
2023年(R5年) 受験者12,385人 合格者3,933人 31.8%
4類は甲乙合わせると消防設備士の中で受験者が1番多く合格率は甲乙ともに35%前後で推移しているようです。
2015年(H27年)消防設備士甲種4類試験
受験者 18,958人 合格者 5,494人 合格率 28.9%
勉強時間
約4か月 平日1時間 休日5時間
勉強時間はあくまで目安です。
筆記3か月
実技1か月
電気工事士免状を持っていますが科目免除はしない方が良いと判断した為、すべてを勉強しました。
参考書を使い暗記、試験前に予想問題を行う勉強方法を実践しました。
ペースはちょうど良かったと思います。
試験結果
合格
試験回数1回
まとめ
筆記試験はほぼ暗記でした。
電気工事士免状を持っていますが科目免除を受けなかった理由としては免除はされますが正解扱いになるわけではなく問題数が少なくなるからです。
問題数が少なくなれば時短にはなりますが1問あたりの比重が大きくなる上に得意である電気系の問題で点数が取れないと思ったからです。
実技試験がこの試験の肝となりますが問題集をこなしていけば解けるようになると思います。
参考書に実技試験の問題が少ないので苦労しました。
資格を取得してからは火災報知器の点検や誘導灯点検を行えるようになりました。

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