危険物乙4について
これから危険物乙4の受験を考えている人へ向けた記事です。
合格率や勉強時間の目安など、まとめました。迷っている方は是非参考にしてください。
危険物乙種4類は役に立つの?
資格を持っている人が多く希少性はありませんが必要とする職種があり意外な所で役に立つこともあるかもしれません。
引火性液体の取扱作業及びその立ち会いで必要となります。
有名な所ではガソリンスタンドやタンクローリーでガソリンなどを移送するときに必要になります。
引火性液体はガソリンや軽油など有名なものだけでなくさまざまな種類があります。
又、一見関係ない職種でも引火性液体の取り扱いがあるかもしれません。
危険物乙種4類は難しい?
簡単です。
過去5年の合格率推移
年度 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
2023年 | 201,800人 | 64,387人 | 31.9% |
2022年 | 151,979人 | 47,841人 | 31.5% |
2021年 | 160,248人 | 57,842人 | 36.1% |
2020年 | 200,876人 | 77,466人 | 38.6% |
2019年 | 221,867人 | 85,669人 | 38.6% |
2018年 | 240,102人 | 93,667人 | 39.0% |
毎年、多くの人が受験し合格しています。
合格率は30%台後半を推移しています。
簡単という割には合格率が低いですが単純に勉強不足の方が多いと感じます。
簡単だからと言って勉強せずに受かる試験はありません。
どのくらい勉強すればいいの?
1か月しっかり勉強しましょう。
勉強時間が毎日とれない方は2か月に増やしてもいいですし短期間で勝負したい方は1週間で合格する人もいます。
しかし簡単だからと言って勉強せずに受かる試験ではありません。
参考書を1冊終わらせる、予想問題を繰り返し行うことは絶対条件です。
過去の問題集があればそれを繰り返し行うことで十分合格できます。
どんな試験なの?
五肢択一のマークシート問題です。
合格基準は各科目60%の正解が必要になります。
試験内容 | 問題数 | 合格基準 |
危険物に関する法令 | 15問 | 9問 |
基礎的な物理学及び基礎的な化学 | 10問 | 6問 |
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 | 10問 | 6問 |
問題数が少ないため1問当たりの比重が大きいです。
又、全ての科目で60%以上の正解が必要になるのでどの科目も同じように解けるようにしましょう。
最後に
おすすめの参考書を紹介します。
こちらは過去の問題が収録されているので問題をこなしていけば合格への近道です。
上の参考書で十分合格できますが昔からあるこちらの参考書もおすすめです。
株式会社 向学院より出版されている、正式名称「乙4類危険物取扱者 受験教科書」です。
私はこちらの参考書を使用しました。
書店では売っていないのでホームページからの注文となります。
危険物乙4体験記事も併せて読んでみてください。
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